子どもたちが楽しみにしていた初釜‼
和室に入ると、いつものお茶席とは違う雰囲気に緊張している子もいましたが、
智恵先生に教えていただいた作法を思い出しながら、美味しくお茶やお菓子を頂きました。
お客さんとしてお茶をいただいた後は、子どもたちが先生をもてなしてくれました。子どもたちが心を込めて点ててくれたお茶の味は、格別でした。
一年に一度しか体験することのできない初釜。子どもたちにとって、とても貴重な経験になりました。
お茶を教えてくださっている智恵先生が、本格的なお点前を披露してくださいました。
両手をついてご挨拶。
担任の先生も今日はお着物です。
心を落ち着けて美味しいお茶を味わうことができました。
最後は先生方にお点前を披露。
おもてなしの心がこもったお茶。とっても美味しくいただきました。
子どもたちは日々の生活の中で、常に新しい発見をしています。そして興味深い発見をすると、その発見にじっくりと関わり、「あれ、これはどうなっているんだろう？」「こんなことをしたら面白いかもしれない！」などと考えを巡らせ、どんどんイメージを膨らませていきます。更に、その膨らんだイメージを何とか形にしたいと願い、試行錯誤や葛藤を繰り返します。一人でじっくりと取組んだり、友だちと思いを共有したりしてやり遂げた時、満足感や達成感を得、また新しい発見や発展へと繋がっていくのです。
子どもたちがこのサイクルを繰り返し経験していくためには、保育者による「子ども一人一人を生かした的確な環境構成と援助」が必要不可欠です。本園では、子どもたちの発見を大切にし、豊かな感性や思考力・創造力・表現力などを育み、主体的に生活を楽しむ子どもを育てるための環境構成と援助はどうあるべきかを考え、日々の保育に取組んでいます。
幼児期は実体験がとても大切です。自分の目で実物を見ること。自分の手で実物に触れること。そして自分の体で体験すること。特に、幼保園という集団だからこそできる体験があります。保育の中での体験活動を大切にしています。
子どもたちは生き物に強い関心を持っています。野菜作りをしている畑の土を掘り返せば、そこには小さな生き物の世界が広がっています。小さな生き物と関わりながらいのちのつながりを感じ、自分たちが育てた野菜を食べることで、いのちに対する感謝の気持ちを大切にすることができます。幼児期だからこそ、純粋にいのちを感じることができます。
